メモステハンディカムは“少し尖った人たち”がメインターゲット

解像度だけで画質は語れない――新ハンディカムの目指した“バランス”

iconicon先日発表されたハンディカムの新製品の開発に携わったソニーデジタルイメージングマーケティング部パーソナルビデオMK課の山地明宏氏へのインタビュー。新製品は、「ハイビジョン」、「小型化」、「長時間記録」がテーマだそうです。また、メモステ録画に対応した「HDR-CX7icon」は少し「“尖った人たち”がメイン」ユーザーになるのではないかとのこと。長時間記録を重視した「HDR-SR8/SR7icon」は、「HDDの大容量化によってBlu-rayなどが一般化するまで“撮ったら、そのままおいておいて下さい”と言えるような状況」を作る役割を担っているようです。

ハンディカムのユーザー層は“ママ”が多いというのも驚きです。CX7は撮影後の取り回しの容易さから、パパママ以外の“少し尖った人たち”にもアピールできるということなんでしょうね。にしても、“少し”っていうニュアンスが難しいっすね。

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また、小寺さんの週刊「Electric Zooma!」では普及期のSR7を取り上げています。全体的に撮影レスポンスも軽快で動画と静止画の切り替えも速いそうですが、本体だけで動画から静止画を切り出せないのは残念とのこと。新たに搭載されたフェイスインデックスなどの再生機能やPCソフトについても解説してくださってます。“ハイアマが使ってうれしいような機能は付いていないが、ハイビジョン時代、そしてノンリニア時代において「普通のカメラ」を実現したモデル”がSRとのことです。


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