ロケフリTV、年度内にインパクトのある対応製品

ソニーのロケーションフリーは放送と通信の壁を壊すか

ロケフリTV開発者で、ソニー・ビデオ事業本部 LFX事業室長である前田悟氏へのインタビュー。ブレイクしたことをうれしそうに語る前田さんの笑顔が目に浮かびます。というか、画像自体が満面の笑みですね。いや~、自分のことのようにうれしいっす。

iconicon注目は、今年度内に対応するという秘密の1機種。米国で販売中の「LF-X11」ではないかという噂は否定して、「もう少しインパクトのあるものを出したい」と語られてます。個人的にはクリエだったらうれしいのですが、インパクトを考えればケータイということになるのかもしれませんね。また、ロケフリの技術は他社にも提供していくと明言なさってます。そのことで、「ロケーションフリーの世界がより広がればいい」のだとか。素晴らしい…。ホームサーバーなどへの機能統合については時期尚早と考えているようで、ベースステーションを進化させていく方向のようです。なるほど。でも、モジュール化できたりすると面白いかもしれませんね。

とにもかくにも、様々な可能性を感じさせるロケフリTVからしばらくは目が離せません。最後に実にソニーらしいと思った前田さんのコメントを引用させていただきます。

こういう、今までになかったことができるようになる商品を、日本はどんどん開発していかないといけません。価格競争力のある中国や韓国と戦っていくためには、商品企画力が最も重要になると思います。


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