デジタルテレビ市場、2011年以降が家電メーカーにとっての正念場

解説:デジタルテレビ特需の反動を懸念する家電各社,試練は2011年以降に

地上アナログ放送が終了する2011年以降に家電メーカーに試練が訪れるだろうというコラム。デジタルテレビ市場は今後、2006年(ドイツ)と2010年(南アフリカ)のサッカー・ワールドカップ、2008年の北京オリンピック、2011年7月の地上アナログ放送終了の4回の特需があるといわれていて、それぞれのイベントをトリガーにした「特需の反動で市場が冷え込む」ことが恐れられているそうです。中でも一番怖いのは、最大にして最後の特需となる地上アナログ放送の終了後の揺り戻しとか。

2005年現在、我が家にあるテレビ放送が受信可能な機器は、HDDレコーダーやデスクトップバイオを含め、すべてが地デジ非対応。ワールドカップや五輪を無理に地デジで見たいとは思わないけど、ちょうど6年後2011年7月までには、少なくとも地デジ対応チューナー(内蔵機器含む)あるいは対応テレビを入手しないと、テレビが見られなくなってしまうわけで…。

ただ、5年前から現在までのテレビ・ビデオ機器の進化を考えると、5,6年後には今とはまた違った進化がもたらされているのかも…。SCEの久多良木さんがおっしゃっていたように、レコーダーのたぐいはすべてオンラインストレージに置き換えられて、TPOにあわせて手持ちの機器でオンデマンドで視聴できるようになっていたりして…。そうなると電波を介した放送とネットワーク経由のストリーミングの違いも意識しないようになるのかな…。


ちなみに、我が家のブラウン管TV(ソニーじゃなくてビクターなんですが)は98年製で購入してから軽く5年以上経っているのに今でもすこぶる調子がよいです。実家にあるTVなんてたぶん20年選手でいまだに現役みたいだし…。そう考えるとブラウン管TVってホントに物持ちがいいんですね。世の中の一般的な家庭も似たり寄ったりなんだと思います。ただ、いくら物持ちが良くても2011年以降は見られなくなるのは確実なので、2010年あたりから本当に爆発的な需要が生まれるんでしょうね。

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